いわて家庭の日
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令和7年度「いわて家庭の日」絵画・絵日記コンクールの入賞作品一覧とコンクールの講評を公開しました。

 

幼児の部

最優秀賞

絵画コンクール

「ちゅうかがいへいったよ」

ピッコロ子ども倶楽部桜木園 年長  よしだ しゅうか さん

 家族で中華街へ行った時の楽しかった思い出が、絵全体に表現されている作品です。
色鮮やかな門を中央に描くことで、中華街をより鮮明にしています。​家族が思い思いの服を着て、食べ歩きをしながら楽しく話している声が聞こえてきそうです。

優秀賞

 
絵画コンクール

「プールでジャンプしたよ」

岩手保健医療大学付属北上認定こども園

5歳  ふるだて きよら さん

 暑い夏の楽しい一日、プールでジャンプしたワクワク感が伝わってくる作品です。丁寧に彩色された青は、プールの水と晴天の空、冷たい水と夏の空を想像でき、楽しく遊んでいる様子を更に印象強くしてくれています。

絵画コンクール

「かぞくでトミカはくにいったよ」

好摩保育所 5歳   うえやま ことは さん

 高原の大自然の中で開催されたトミカ博に行き、大好きなトミカの車を買ってもらった喜びが伝わってくる作品です。一人一人の笑顔から、家族みんなが楽しんでいる様子や「連れてきてくれてありがとうと」いう声が聞こえてきそうです。

 

優良賞

 
絵画コンクール

「かぞくで ぼうりんぐをしてきたよ」

一方井保育所 5歳   おおまき りょうせい さん

家族でボウリング場に行き、楽しく遊んだ様子が伝わってくる作品です。ボウリング場のレーンやピンがしっかりと描かれていて、よく見ていると感心します。家族の表情と動きから「やったー」という声が聞こえてきそうです。

絵画コンクール

「かぞくでしんかんせんにのったよ」

ピッコロ子ども倶楽部桜木園 年長   さとう しま さん

家族で乗った新幹線の旅を楽しんでいる様子が、車窓から見える家族の表情から伝わってくる作品です。新幹線の緑色を丁寧に塗り込み、レールや車輪までも描いていることから、大好きな新幹線を見た感動を画面いっぱいに表現しています。

絵画コンクール

「かぞくみんなでシルバニアおかいものいったよ」

エトワール保育園 4歳   ふじもり あまね さん

シルバニアのあたたかい雰囲気と家族みんなで買い物に行った楽しさが伝わってくる作品です。たくさん描かれたシルバニアの仲間たちから大好きな気持ちと、それを見守る家族の優しさを淡い色使いで感性豊かに表現しています。

絵画コンクール

「海」

中妻子供の家保育園 4歳   きくち ひまり さん

海で遊んでいる家族の楽しい表情がとても可愛らしい作品です。海の青と周りのピンク色が今日の楽しい気持ちと家族の優しさを表現していています。大好きな家族の顔をたくさん描きたいという思いが伝わってきます。
絵画コンクール

「カラオケ」

中妻子供の家保育園 5歳   ささ りんか さん

カラオケで楽しく歌っている家族の明るさがよく伝わってくる作品です。マイクを持つ手やカラオケの機械まで丁寧に描いています。紫色のソファーに並んで座る家族の様子から、仲良し家族の楽しい音楽が聞こえてきそうです。

 

児童の部【絵画部門】

最優秀賞

絵画コンクール

「貝がらいっぱい見つけたよ!」

盛岡市立津志田小学校2年    岡部 親 さん

 たくさん見つけた貝殻の中で一番きれいな貝殻を手にする喜びの表情が印象的な作品です。
家族に自慢のピースサインでしょうか。アップの構図と絵の具の重色や混色の技法を生かしながら、描きたいものを中心に置いて、思いを表現しています。

優秀賞

 
絵画コンクール

「楽しかったまつり」

わこの家 学童クラブ 3年   奥山 凱 さん

 お祭りの神輿の躍動感が伝わってくる作品です。提灯や飾り紐など神輿を細部まで丁寧に描いていて、赤と黒で彩色した神輿がより一層際立っています。担いでいる人たちの表情や動きから楽しい祭りの様子を伝える工夫が感じられます。

絵画コンクール

「笑顔いっぱいの夏」

盛岡市立青山小学校5年   伊瀬 夏 さん

家族みんなの笑顔から、みんなで集う喜びの日を迎えた幸せな気持ちが伝わってくる作品です。テーブルの中央には美味しそうなご馳走が並び、家族団らんの時を大切にしている気持ちを表していると感じました。お寿司や料理を細かいところまで描いています。

                        

優良賞

 
絵画コンクール

「うれしさ大ばくはつ!
せみのぬけがらをたくさんみつけたよ!」

洋野町立大野小学校1年   野田 一輝 さん

  セミの抜け殻に着目して描かれているユーモアのある作品です。セミが殻から抜け出た割れ目までよく観察して描いています。たくさんの抜け殻を見つけた家族の表情やしぐさ、周りのオレンジ色の彩色とが「嬉しさ大爆発!」をより鮮明にしています。

絵画コンクール

「みんなでドライブ」

はたけアートスクール 4年   松波 千 さん

  インパクトのある構図が際立っている作品です。ドライブ中の車内から家族の楽しい会話が聞こえてきそうです。コントラストをつけた髪は、まるで天使の輪のように家族の優しい空間を表現しているようです。圧倒的な画力を感じました。

絵画コンクール

「弟の誕生日を家族みんなで祝おう(^^)」

花巻市立石鳥谷小学校6年   佐々木 柊 さん

  弟を中心に家族の幸せを画面いっぱいに表現している心温まる作品です。家族一人一人の笑顔と誕生日ケーキのローソクの火を吹き消そうとしている弟の表情から、みんなでお祝いする嬉しさも伝わってきます。きっと可愛い弟なのでしょうね。

 

児童の部【絵日記部門】

最優秀賞

絵画コンクール

「秋田かんとうまつり」

盛岡市立巻堀小学校3年  時 大翔 さん

 家族で見に行った竿灯まつりの大迫力が伝わってくる作品です。提灯を一つ一つ綺麗な色で丁寧に描いています。
竿の曲がり具合と腰で持ち上げている人の体のねじりも見事に表現されていて、竿灯まつりに感動した気持ちを素直に表現しています。​

 

優秀賞

絵画コンクール

「おばあちゃんと野菜の収かく」

花巻市立太田小学校5年   寺澤 紅杏 さん

 おばあちゃんとの野菜収穫の思い出が、日記と絵からよく伝わってくる作品です。​
今年から網や電気柵をつけてイノシシから野菜を守っていることに気づき、おばあちゃんが大事に育てた野菜を食べようと思う優しい気持ちが素敵です。

 

優良賞

絵画コンクール
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「となりの家につばめがきたよ」

北上市立笠松小学校3年
小原 汐 さん

 つばめを見守る地域の人と汐織さんの様子が絵と日記からよく伝わってくる作品です。つばめの巣と子どもたちの遠近感の表現が素晴らしく、大きな案山子も存在感があります。家族と地域のつながり、自然と生き物を大切にする気持ちを感じました。

「たん生日おめでとう」

宮古市立宮古小学校2年
佐々木 彩 さん

 みんなで誕生日を大切にしている思いが伝わってくる日記です。手作りのケーキでお祝いしてもらったおばさんの言葉やみんなの表情から、幸せな一日を過ごしていたのでしょうと想像されます。音符やハートで楽しさ倍増です。

「フェザンへ行ったよ」

盛岡市立巻堀小学校6年
千葉 朱莉 さん

 親子が楽しく買い物をする時の様子が親子の表情から伝わってくる作品です。IGRに乗って、お母さんの思い出のお店で自分の洋服を買った一日は、朱莉さんにとっても素敵な思い出になったことでしょう。服やお店の中の様子まで丁寧に描いています。

生徒の部

最優秀賞

絵画コンクール

「幸せな時間」

矢巾町立矢巾中学校2年     中島 莉子 さん

 母子での調理、スマホの向こうには父と「家庭の日」のテーマにぴったりの作品です。
父のために一生懸命に包丁を握る手とそれを優しく見守りそっと手を添える母という構図や、紙の白を上手く残したことで光や立体感を表現している素晴らしい力作です。​

 

優秀賞

絵画コンクール

「背くらべ」

矢巾町立矢巾北中学校2年   佐々木 翼 さん

 家族で成長を喜んでいる様子が伝わってくる作品です。
「一番大きくなったなあ」と話す声が聞こえてきそうな祖父の背中、鉛筆の明暗により服の細部まで丁寧に描かれています。人物の重なりや3人の手の動き、他とは違う表現力に感心しました。

優良賞

 
絵画コンクール

「ピンポン・ピンポン」

矢巾町立矢巾北中学校2年   高橋 陽架 さん

 卓球台を囲んで家族みんなで楽しんでいる様子が伝わってくる作品です。水彩画の技法を効果的に使い、卓球台に光が反射している彩色がとてもきれいです。一人一人の動きや表情、絨毯の模様や窓の外の景色まで繊細に描かれており、とても素晴らしいです。

絵画コンクール

「幸せの折り紙」

花巻市立花巻中学校2年  高橋 利奈 さん

 優しい笑顔のおばあちゃんと孫の楽しい思い出が伝わってくる作品です。淡いタッチで彩色されており家族の温かさが際立っています。二人の周りに描かれた様々なものにも「幸せな家庭」への思いが込められていると感心しました。

 

特別賞​

 
絵画コンクール

「冬の日常と、かぞくのえと」

  花巻清風支援学校高等部1年  佐々木 香 さん

 炬燵を囲んで家族団らんの楽しさが伝わる作品です。家族をユニークな動物に変え、それぞれが異なることをしているにも関わらず家族のつながりを感じました。優しい空間にしてくれているバックのにじみの表現がとても効果的です。

 

全体として

 今年度、第20回記念の年に幼児の部を設けたことで応募作品が増えました。本コンクールの趣旨をご理解いただき、応募してくださった園や学校、学童等の団体に感謝申し上げます。また、3年目の絵日記部門への応募も増えたこともありがたいことでした。
 「いわて家庭の日」の趣旨は、「青少年の健やかな成長のために、家庭の果たす役割を認識し、家庭の大切さをよびかけ、家族・親子のふれあいを深めるきっかけとする日」です。
 応募作品一つ一つをじっくり拝見させていただき、絵と題名から子どもたちの描く家族への思いに感動しながら選考しました。入賞作品は、圧倒的な画力や丁寧な彩色、家族との思い出の絵日記であり、応募いただいた全ての作品から、子どもたちの自分や家族への愛情が感じられたことに、審査員一同感謝しております。
 子どもたちにとってどんな時でも一番安心できる場所である家庭について、改めて考え、思いを巡らせる一助となりますことを願っています。
​ 終わりに、幼児から「家族」について考え、絵を描く楽しさを味わうきっかけを子どもたちに与えていただいていること、子どもたちの素晴らしい作品づくりを見守り応援いただいた保護者の皆様、各学校の先生方、そして関係各位の皆様に感謝申し上げます。

 

  令和7年度「いわて家庭の日」絵画・ポスターコンクール優秀作品選考委員会

  • 委員長 大場 江利子 (岩手県小学校図画工作部会・大船渡市立末崎小学校長)
  • 委 員 雪ノ浦 達雄 (岩手県教育研究会美術部会・盛岡市立巻堀中学校副校長)
  • 委 員 藤井 茂樹 (岩手県環境生活部若者女性協働推進室青少年・男女共同参画課長)
    (代理 浅沼 公紀(岩手県環境生活部若者女性協働推進室主任主査))
  • 委 員 五十嵐 のぶ代 ((公社)岩手県青少年育成県民会議副会長)

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