いわて環境情報板　　【2025年12月号】

岩手県や県内自治体の環境情報、県内企業のホットなトピックスをお伝えします。

月1回程度更新いたしますので、ぜひご覧ください。

また、皆さまからお寄せいただいた情報も掲載させていただきますので、お気軽にご相談ください。

いわて環境情報板

岩手県、県内各市町村からの環境ニュース

【岩手県内補助金・助成金情報】

企業向け情報　　　事業者向け補助金・助成金 – 事業者のとりくみ | いわてわんこ節電所＜外部リンク＞

家庭向け情報　　　家庭向け補助金・助成金 – 家庭のとりくみ | いわてわんこ節電所＜外部リンク＞　　　

岩手県内企業からの環境ニュース

・北日本銀行ニュースリリース

　11月10日更新　きたぎんSDGs私募債（銀行保証付）引受けについて～株式会社東北住建設～＜外部リンク＞

・東北銀行ニュースリリース

　11月10日更新　「とうぎん SDGs 取組支援サービス」による SDGs 宣言策定支援について [PDFファイル／654KB]

・岩手銀行ニュースリリース　

　11月14日更新　矢巾町およびサステナブル・ラボ㈱と連携した「矢巾町サステナブルアワード 2025」の開催について [PDFファイル／1.17MB]

環境保健研究センター新着情報　（12月号）

環境保健研究センター新着情報　

「岩手県環境保健研究センター」では、県民の皆様の健康といわての環境を守るため、健康・環境に関する科学的・技術的拠点として、次のような業務に取り組んでいます。

　○　県民の皆様の健康や環境に被害のおそれがある場合の対応

　○　健康と環境を守るための試験検査・監視測定

　○　行政の課題に対応した調査研究

　○　技術支援・情報発信・研修指導

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水質事故について

●水質事故とは

河川や海などが、流出した化学物質や油類によって汚染されることを「水質事故」といいます。水質事故が発生すると、魚など水生生物の大量死や油膜の発生といった異常が生じ、水道用水が取水できなくなるなど、私たちの生活に影響を及ぼします。令和６年度には、岩手県内（盛岡市を除く）で57件の水質事故が発生しました。

　　　　　　　　図１　岩手県内における水質事故等件数の推移（盛岡市分除く）

●環境保健研究センターの役割

当センターでは県環境保全課や振興局と連携し、事故原因の推定や周辺状況の確認を目的とした水質調査を行います。この調査ではガスクロマトグラフ質量分析計（GC-MS）や誘導結合プラズマ質量分析計（ICP-MS）などの測定装置を使用して、農薬類や重金属類など多くの物質について分析します。

　　　図２　GC-MS　　　　　　　　　　　　　　　　　図３　ICP-MS

●油流出事故にご注意ください

これから寒い時期になると暖房用に灯油を使用する機会が増え、油流出事故が発生しやすくなります。例年、水質事故の中で最も大きい割合を占めているのが油流出事故となっており、令和6年度は57件中35件でした。発生原因としては、配管やタンクの管理不備（劣化による破損など）、給油時の操作ミス、途中でその場を離れるといった不注意によるものの割合が多くなっています。

♢油流出事故を防止するために

・定期的に配管やタンクの点検を行うこと

・灯油を取り分けたり給油したりするときはその場を離れないこと

・地震や台風、落雪によるタンクの転倒や配管の破損に注意すること

油類の漏洩が発生、または発見した場合は、すぐに消防署・警察署・市町村または県の機関へご連絡ください。

事故防止へのご協力よろしくお願いします。

詳細は以下のページをご覧ください。

https://www.pref.iwate.jp/kurashikankyou/kankyou/hozen/suishitsu/1058563/index.html＜外部リンク＞

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岩手県環境保健研究センターHPトップページ

　https://www.pref.iwate.jp/kanhoken/＜外部リンク＞

広報誌「環保研聞録～I-RIEP Journal～」掲載ページ　ぜひご覧ください！